令和元年12月例会

  • 2020.01.17 Friday
  • 13:05

 

もう2日後に1月例会を迎えるというのに、一カ月遅れで12月例会の記事をUPします。

 
腹診班は腹診を三層に分けて、観察方法やその所見のすり合わせをしています。
今月の会議のテーマは第三層の状態を表現する言葉について話し合い。
「抵抗」「張り」については既に出ていた表現で全員一致。
「弾力」の表現案では意見が分かれたので話し合い、次のように決まったそうです。
『術者の手を被験者の腹に当て手を沈めていった時、手が押し返される感覚があるもの。また沈めた所から浮沈動作を加えた時にも手が押し返される感覚があるもの。手を沈めた時、表面が指の形に沈み込む。』
 
沈めていった時と浮かせてくる時の両方でその感覚を表現していますね。
沈める時の感覚描写だけでは皆が「弾力」と呼んでいるものを説明できない、ということかな?と思っています。
 
経絡変動班は11月の自主練を経て軌道修正しました。
共通しているのは、指の動きの良し悪しを観察することで証や適応側の決定の判断材料にしようということです。
今までは、左右経絡の変動を個別に判断する材料として足指の動きを観察していました。
今度は個別の経絡変動は考えず体全体が良くなる証拠の一つとして足指の動きを観察します。
同じ目的で同じ所見を活用しようと企図していますが、考え方と順序が違います。
 
正しい証・適応側の経穴に触れれば、主訴部や肩腰、脉腹などの所見が改善するのと同様に足指の動きも良くなるのです。12月例会では、それを実地で使いやすくするにはどうすれば良いのだろう?と観察の方法を検討しました。
 
1月は例会全体がアレルギー特別講座になっていて、いつもと違うスケジュールです。
午前の活動時間も短くなりますが充実の一日となるでしょう。
(あきもと)

経絡変動班の自主練

  • 2019.12.17 Tuesday
  • 15:06

 

研究部では例会以外の機会に有志が集まり自主練(研究活動)をすることがあります。

 
経絡変動班は設立3年目ですが、1年目から何度か開催しております。
会場は主に丸尾鍼灸院。
丸尾先生がいつも快くお貸しくださるので、本当に有難い限りです。
 
今年も例会の無い8月に2回と11月に2回、丸尾鍼灸院をお借りして自主練を行いました。
幸い今年の5名の班員は、阪神間に住んでおり、水曜日でスケジュール調整しやすいメンバーばかりですので、全員が参加できます。そしてラッキーなことに丸尾鍼灸院のある尼崎薗田はちょうどメンバー居住地の重心地点ぐらいで集まりやすいんです。
 
8月の2回の自主練では、指の動きの捉え方について班員間で共有できたんじゃないかという成果を得ました。
残念ながら、実は必ずしも一致していなかったんだということが9月10月例会で明らかになってしまったのですが^^;
ただ少なくとも、それまで評価がバラバラだったところに一つのモノサシが加わり、そのモノサシがあることで一致していない様子が明らかになったのかな〜と思います。・・・「三歩進んで二歩下がる」?
 
11月の2回の自主練では、テーマの見直しが大きな課題となりました。
今年は森下班長の下、発足以来の「各経絡の変動を流注上(等)の所見観察によって判別する」という路線に立ち戻り、指の動きと左右経絡の変動との関連を調べることをテーマとしておりました。
ただこれ、なかなか進展が見られない訳です。観察評価が完全一致しにくいこともさることながら、関連自体をなかなか見いだせない。
 一方。
証決定や適応側決定の際に取穴して指の動きを確認すると、思ったより良し悪しに違いがあります。これは活動の中で自然と間違いないことだよね、使えるよね、と班員の間で共通認識ができてきたんです。
ただこれ、3年間を貫くテーマと違う話なので、今まで取り組みを充分にしていない。
 ということで。
11月の2回の自主練ではこの2テーマを並列させて取り組むことになり、結果として発表に向かって「二歩下がって三歩進む」という状況かと思います。
 
ともあれ、例会の他に8月と11月の自主練活動が加わることで、進捗が思わしくないところから次の段階に進むことができました。
 
メンバー構成によってはこのように例会以外で取り組むことが難しい班もありますが、研究部活動の一端のご紹介でした。
 
(あきもと)

令和元年10月例会

  • 2019.10.31 Thursday
  • 13:58

こんにちは、研究部の佐野です。
10月例会の研究部活動レポートです。


腹診班は午前は第三層の定義と第一層の研究の進め方について話し合いを行ってから第一層の腹診を、
午後は研究の進め方について確認をしてから実技を行いました。


経絡変動班は午前は感覚・表現のすり合わせと研究の進め方についての話し合いを行った後に実技を、
午後は会議を行ってから実技を行っていました。


午後の実技については腹診班と経絡変動班でお互いに患者役を交換して行いました。
秋元先生には腹診班で患者役ではなく治療者側で第一層の腹診を行ってもらい意見をいただきました。


両班とも先月で新たな課題に取り組み始め、今月でその課題に対しての進め方はある程度固まってきましたが、
班員同士での感覚や表現のすり合わせに苦戦している状態です。


11月は例会がありませんので今年度の研究発表まで残すところ三回となりました。
今まで以上に一回一回を大事にして頑張っていきましょう。

令和元年9月例会

  • 2019.09.28 Saturday
  • 17:14

 

一か月ぶりの例会です。

 

 経絡変動班は、夏休みの間に全員集まって2回の自主練習を行いました。指の 動かしやすさを調べて経絡変動を把握し証や適応側の 決定に役立てられないかと活動しておりますが、指の動きの評価の仕方 はメンバーの間である程度揃ってきました。これからその把握したものが経絡の変動とどのようにリンクしているのか?という段階に 進めたいところです。

 

 腹診班は、三層腹診の第3層の様子について表現する言葉(抵抗・張り・弾力・硬軟)のすり合わせが進んだようです。次は最も浅い第1層について、ざらつきや水分などに着眼して進められるようです。

 

 両班ともに 一歩前進しましたが、また次の課題に面しているという状態です。10月の例会は6日、もうあと1週間しかありません。その次がもう12月です。あっという間ですね。10月は大事な例会になるでしょう。

 

(あきもと)